タグ別アーカイブ: 本をつくる

【Tips】グレースケール画像利用の注意

グレースケール画像を読み込んだ際に、画像が暗くなる現象を確認しました。
対処法をよくある質問に掲載しました。

グレースケールの画像を読み込むと暗くなる

BCCKSのエディタで画像を読み込む際に、画像のカラーモードがグレースケールになっていると、読み込み後の画像が元画像よりかなり暗くなってしまう現象が起きています。

原因を検証中ですが、同じ画像でもカラーモードをRGBカラーにする事で、元画像に近い明度とコントラストで読み込みできる事がわかっています。
画像がモノクロでも、カラーモードをRGBにして読み込んでいただくことを推奨しています。

画像をRGBにして読み込んでください。

画像をRGBにして読み込んでください。

カラーモードとはコンピュータでの色の表現方法の事で、グレースケールは、白から黒までの明暗で表現するモノクロモードです。RGBは、赤・緑・青の3原色を混ぜてさまざまな色を再現する加法混色という種類になります。Photoshop等の画像編集ソフトを使うと、カラーモードの変更が可能です。

BCCKSのエディタで読み込める画像形式は、jpgとpngになります。

EPUBファイル取り込みに対応!

先日のZIPファイルインポート機能の公開に続き、EPUBファイルインポート機能 Beta Versionもリリースしました!
EPUBファイルをBCCKSフォーマットの本にカンタンに変換することができます。これにより、以下のような自由なメディア展開が可能になります。

  • お手持ちのEPUBファイルを縦書きの本やEPUB3ファイルに変換
  • お手持ちのEPUBファイルから紙の本をつくり、1部から販売
  • ストア配本サービスを通じて、iBooks Store、楽天kobo、Kindleストア等で販売

書斎TOPのメニューに、EPUBのアイコンボタンが並んでいますので、お手持ちのEPUBをご用意いただき、必要事項を入力して取り込んでください。

import_01

取り込み仕様は以下のようになっています。

  • フリー会員は、EPUB取り込み本を書斎に1冊所持可能
  • プレミアム会員は、本の作成上限(300冊)まで何冊でも取り込み可能
  • EPUBファイルの容量上限は100MByteまで

EPUBインポート機能詳細はこちらをご覧ください。
また、現在EPUBの仕様は日々変化している為、あらゆるメディアや記述に対する完全なインポート機能のリリースには時間がかかります。その為今回は、インポート機能をBeta Versionとしてリリースする事になりました。お気づきの点がありましたらこちらにご連絡ください。

裏表紙が正しく生成されない不具合について

2013年3/4(月)22時~3/6(水)12時の間、本を発行した時に裏表紙が正しく生成されない不具合が発生しておりました。不具合は現在修正済です

裏表紙の画像や、文字の配置が崩れていたりする可能性がありますので、該当の時間帯に本を発行されていた方は再発行をお願いいたします。
お手数をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

EPUB目次を、非表示の目次記事からも生成可能になりました

EPUB目次(EPUBのナビゲーションドキュメント)が、[目次記事]が非表示の状態でも作成できるようになりました。

EPUB目次のつくり方は、目次記事(本の中の目次)からつくるか、記事リストの並び順からつくるか、どちらかを選択できます。ただしこれまでは、目次記事が非表示だった場合は、自動的に記事リストの並び順からつくられていました。
今回の改善で、リンクが貼ってあれば、目次記事が非表示でも、目次記事からEPUB目次を生成できるようになりました。

非表示の目次記事でのEPUB目次の作り方

エディタで、[目次記事]にEPUB目次で使いたい目次を作成し、非表示にしておきます。
通常の目次作成のようにリンクを正しく貼っておいてください。

本の発行の設定項目の[EPUB設定]で、以下にチェックを入れて発行してください。

□この本の目次記事から[EPUB目次](紙面の目次とは別)を生成する

(デフォルト状態ではチェックが入っています。)

本の中に目次はつくりたく無いけれどEPUB目次にはこだわりたい場合や、目次を標準記事で代用している場合などにご活用ください!!

書籍フォーマットの「総扉」に画像を入れられるようになりました

ひそかに要望が高かった、書籍フォーマットでの「総扉」の画像挿入に対応しました。オリジナルデザインの総扉の作成が可能になりました。

総扉では、これまでは定型のテキストしか入れられませんでしたが、オリジナルで作成された画像を使用する事で、本のクオリティをより高める事ができるようになりました。

適用は、新しくつくられた本からとなります。
総扉で画像を使う場合は、総扉記事内の[見出し・本文パネル]をすべて非表示にすることをお勧めします。非表示にしないと、iPhone等の単ページ表示のデバイスや、EPUB版でテキストが表示される仕様となっています。

130301_frontpagefigure

【終了】あなたの出版社と本をつくるワークショップを開催します!

本ワークショップは終了しました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

BCCKSは2013年1月より「オトトイの学校」にて全4回のワークショップを開催します。

BCCKS(ブックス)のしくみを使い、あなたの出版社と本をつくるワークショップです。
本作りのコツやBCCKSのオンライン・エディタの使い方、読みやすい本にするためのアドバイスなどをグラフィック・デザイナー松本弦人が行います。
また、ゲスト講師として出版評論社のバーバラ・アスカ氏と㈱ユータックの臼井隆宏氏をお招きする予定です。
現在参加者を募集しておりますので、ご興味がある方はぜひお申込み下さい。

日時:2013年1月30日(水)より全4回 (1/30、2/13、2/27、3/13 いずれも19:00-21:00)
場所:OTOTOY 東京都渋谷区代々木5丁目59番5号 東信代々木ビル 2F
詳細・お申込み:http://ototoy.jp/school/event/info/67