見開きで写真を置きたい

1つの画像を見開きページに表示させることが可能です。

エディタの記事詳細エリアにある[この記事のPreview]の左のプルダウンで 「見開画像」を選択してください。
記事内の画像をすべて見開きページ表示にできます。

リンクの文字色は変更できますか?

データ本のリンク文字色は、どの本でも統一になるようにしており、変更することはできません。
また、紙本にした場合は通常の文字と同じ黒字になります。

総扉に画像を入れたい

2013年3月1日以降に新規作成された本は、書籍フォーマットの「総扉」に画像パネルが入っており画像を入れることができます。詳細はこちらの記事をご覧ください。

それ以前に作成された本で、画像パネルを追加したい本がありましたら、本のタイトルまたはURLを添えてこちらよりご連絡ください。

目次が表示されない

目次を編集しても、目次記事が非表示の設定になっていると『本のプレビュー』や発行済みの本で表示されません(目次記事はデフォルトでは非表示になっています)。
エディタで目次記事を選択し、右上の『記事非表示』のチェックを外すと目次が表示されます。

エディタのプレビューでは目次が表示され、公開中の本やEPUBで目次が表示されない場合は最新の編集内容が反映されていない可能性があります。エディタで再度「発行」を行って表示を確認してください。

広告を掲載してもいい?

データ本、紙本共に広告の掲載についての規定は設けておりませんので、ご自由に掲載していただけます

テキストのBCCKS向けタグや記法について

テキストからのカンタン作成機能や、BCCKSのエディタでは、本になった際の文章の修飾に対応する、いくつかの独自記法やタグをご利用いただけます。

カンタン作成機能では下記記法で、エディタを開く前に、本になった際の表示をある程度整形できます。本のPreviewで表示を確認して保存してください。
また、エディタではタグを覚えて書く必要はなく、テキストを選択すると表示されるボタンでタグ付けできます。画像のキャプションなどタグ指定が効かない場所もあります。

対応している記法やタグは以下になります。

テキストからのカンタン作成にのみ対応

本文指定しないテキスト入力エリアにそのまま入力した文章は、本文扱いとなり、エディタで本文パネルに入ります。
6,000字を超えるテキストは自動分割されます。
大見出し#行頭に[#]を書くと見出し扱いとなり、エディタで見出しパネルに入ります。[#]が一文字で大見出しとなります。
中見出し##行頭に[#]を書くと見出し扱いとなり、エディタで見出しパネルに入ります。[#]が二文字で中見出しとなります。
小見出し###行頭に[#]を書くと見出し扱いとなり、エディタで見出しパネルに入ります。[#]が三文字で小見出しとなります。
改頁[空行]
===
[空行]
行頭に[=]三文字以上と、上下に空行をつくると、本では記事が分割されます。分割された記事は改頁され、エディタで記事フォーマット(章扉、二段組、三段組、等)を変更しやすくなります。
また、EPUB版では記事毎にxhtmlが分割されます。

エディタのテキスト選択でタグ付け可能

強調[em][/em]囲まれた文章が強調指定になります。
明朝体がゴシック体に、ゴシック体が太ゴシック体になります。場所によって表現が変わりますので本のPreivewなどでご確認ください。
強強調[strong][/strong]囲まれた文章が強強調指定になります。
明朝体やゴシック体が、太明朝体や太ゴシック体になります。場所によって表現が変わりますので本のPreivewなどでご確認ください。
弱調[weak][/weak]囲まれた文章が弱調指定になります。
文字のサイズが少し小さくなります。ただし、最小文字サイズより小さくはなりません。
弱弱調[weaker][/weaker]囲まれた文章が弱弱調指定になります。
文字のサイズが小さくなります。ただし、最小文字サイズより小さくはなりません。
縦中横[tcy][/tcy]囲まれた文章が縦中横指定になります。テキスト選択時のボタンは、半角数字の場合のみ表示されます。
ルビ{BCCKS}(ブックス){ }内の文字に( )内の文字がルビとして振られます。
リンク[ブックス](http://bccks.jp)[ ]内の文字に、( )内のurlへのリンクが貼られます。
外部リンクと、同一の本の特定の場所へのリンクが指定できます。
これとは別に、半角で入力されたurlは、BCCKSのデータ本では自動的にリンク化されます。

テキストへのタグ付けについて、入れ子にもできますがタグ付けのされ方によってスタイルがうまく適用されない場合もあります。本のPreviewなどで表示を必ずご確認ください。

タテ書き用文字変換と縦組の文字表示について

タテ書き用文字変換機能を利用すると、BCCKSでの縦組に適したテキストに一括変換できます。

エディタ内の一括編集機能や、テキストからのカンタン作成をご利用時に「タテ書き用文字変換」にチェックする事でご利用いただけます。
テキストからのカンタン作成時のタテ書き変換では、以下のデフォルト設定が適用されます。

  • 英字:1文字を全角に
  • 数字:1桁と3桁を全角 2桁を半角で縦中横指定に
  • 全角文字をかこむ丸カッコを全角に統一
  • 【“”など】引用符を【〝〟】縦書き引用符に変換
  • 【?!など】感嘆符の行末記号のあとに全角スペースを挿入
  • 絵文字を【(絵)】に置換

また、縦組のルールは本や出版社によって様々なのですが、BCCKSが発行している『本づくりの参考書』内「第三章 縦組での文字のあつかい」で、BCCKSでの表示や、基本的な考え方を分かりやすく説明しています。ぜひご一読ください。

タテ書き用文字変換の機能

タテ書き用文字変換では以下の機能がご利用いただけます。

英字

  • 1文字を全角に
  • 2文字以下を全角に
  • 3文字以下を全角に
  • 4文字以下を全角に
  • すべての英字を全角に

全角の英字にすることで、縦組時に文字を1字ずつ正立させる事ができます。
ただし、データ本でのURLの自動リンクは半角文字列のみなので注意が必要です。

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PCリーダーでの表示例
縦組の英字、半角と全角の違い

数字

  • 1桁と3桁を全角 2桁を半角で縦中横指定に
  • 1桁と3〜4桁を全角 2桁を半角で縦中横指定に
  • 1桁と3〜5桁を全角 2桁を半角で縦中横指定に
  • 1桁と3〜6桁を全角 2桁を半角で縦中横指定に
  • 2桁以外を全角 2桁を半角で縦中横指定に
  • すべてを全角に
  • すべてを漢数字に

全角の数字にすることで、縦組時に文字を1字ずつ正立させる事ができます。
漢数字への変換は文章の体裁を考慮してご利用ください。
また、半角数字に縦中横タグ付けする事で、二桁での正立も可能になります。

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PCリーダーでの表示例
縦組の数字、半角二桁に縦中横指定
縦組の数字、半角と全角と漢数字の違い

括弧/約物

  • 全角文字をかこむ丸カッコを全角に統一
  • 【“”など】引用符を【〝〟】縦書き引用符に変換
  • 【?!など】感嘆符の行末記号のあとに全角スペースを挿入

日本語の縦組表示と相性の良い、全角丸括弧縦書き用引用符に変換する事で、縦組としての最低限の体裁が整えられます。欧文など、半角丸括弧や通常のダブルクォートをご利用いただいた方が良い場合もあります。
また、縦組では【?!】等の疑問符や感嘆符の後に文章が続く場合、スペースを入れる事が一般的です。ただし、行末や括弧が続く場合はスペースは入れません。

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PCリーダーでの表示例
縦組、感嘆符の次にスペース
縦組、括弧や引用符の違い

その他

  • 改行を削除 ※連続改行、行頭が字下げの場合は残します。
  • 【・】の3/2連続を三点リーダーまたは二点リーダーに
  • 絵文字を【(絵)】に置換

【・(中黒)】の連続は、1文字で表現できる【‥(二点リーダー)】や【…(三点リーダー)】に置き換えた方が良い場合が多いです。
また、BCCKSは基本的には絵文字に対応していません。一部の記号がデバイスによって絵文字に変換されて表示されることはあります。

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PCリーダーでの表示例
縦組、中黒と二点/三点リーダーの違い

ご利用のWebブラウザや時期によっては、文字の表示が上記と異なる場合があります。リーダーの推奨環境もご確認ください。

EPUB版でもおおよそ同じ文字表示になる事を確認していますが、リーダーによって差異が出ることがあります。

リフロー型EPUBについて

リフロー型のEPUBとは

EPUB 3には、レイアウトの方針としてリフロー型と固定レイアウト型(フィックス型)が存在します。BCCKSでは、専用エディタで電子書籍を作成すると、本の発行時にEPUB版のリフロー型/固定レイアウト型を選択できます。
リフロー型とは、表示される端末の画面サイズや文字サイズによって、1ページの字数/行数が動的に変化するタイプの電子書籍です。

ストア配本でリフロー型にするべきコンテンツ

小説、文芸書等、文章が中心のタイプの本が対象になります。
ストア配本サービスをご利用いただく際には、適切なレイアウト形式のEPUBでないと販売されない可能性がありますのでご注意ください。レイアウトと内容が密接に関係する漫画等は、固定レイアウト型を選択し、全頁画像にする必要があります。
ストア配本に関するEPUBの注意事項でご確認ください。