紙本が320ページ以上になってしまう場合

紙本で作成できる最大ページ数は320頁です。エディタで作成した本が320頁を超えている場合、はみ出した頁の内容はプリントデータが作成されません。
プリントデータプレビューを作成して内容が320ページに収まらない場合は、調整してみましょう。調整するには、以下のような方法があります。

  • 本の版型を変更する
    (例)新書から10inchに変更するなど
  • 本文記事のフォーマットを変更する
    (例)標準S_Sであれば標準S_L、二段組、三段組など
  • 本文の文字サイズを小さくする
    [本の設定]>[造本設定]で5段階設定を変えられます
  • 1巻、2巻…のように分冊する
    本をコピーして必要な記事部分を残していくとスムーズに分割できます

データ本にはページ数制限はありません。

白ページのない紙本をつくるには?

一般的な紙本のページ数は、紙の折りや、印刷データの面付けなどの製造上の制約によって、8や16の倍数になっています。

BCCKSでは、Webで作成された電子書籍をそのまま紙本データにして印刷製本しますが、物理的な紙本にする以上、一般的な製造と同様の制約がかかります。その為、紙本では以下のようにページ数を段階的に規定しています。

紙本の規定ページ数

書籍フォーマット48、64、96、128、160、192、224、256、288、320頁
カードブックフォーマット15、31、47、63頁

作成された本が規定のページ数に足りていない場合、余りは白ページとなります。最大規定ページ数を超える部分はカットされます
白ページの無い紙本をつくるには、規定のページ数に合うように内容を調整してください。

エディタでは[本のPreview]左のプルダウンから紙本フォーマットのプレビューが確認できるので、制作時に参考にしてください。
紙本のプリントデータ作成画面では、簡易ページ数計算と暫定プレビューができます。
ただし、エディタでの紙本プレビューやプリントデータ作成画面の計算などは、すべて暫定表示となります。BCCKSのサーバとご利用のPCの搭載フォントの違いや、ブラウザの違いによって、字数が変わり、ページが前後してしまうことがあります。

確定されたページ数は、プリントデータ作成後にわかります。
印刷データを縮小表示している『紙本Preview』はページ数も完全に決定されていますので、必ずご確認ください。

エディタでページ数を確認するには?

エディタでの「本のPreview」ボタン

エディタで本のページ数を確認したい時は、エディタ上段メニューの[本のPreview]ボタンをクリックしてください。本のプレビュー画面の右下端(紙本では左右下端)にページ数が表示されます。[本のPreview]ボタン左隣のプルダウンメニューで、各判型/紙本/デバイスでのシミュレーションビューも確認できます。
[この記事のPreview]は本の一記事の表示となり、全体の正確なページ数が算出できない為表示されません。

ページ数の概念

データ本(Webやデバイスで読む本)と紙本ではページ数の概念が変わります。

データ本フォントサイズや判型を自由に変更できる事によってページ数が変動することを考慮し、パーセンテージで表現しています
紙本物理的な制約によって明確にページ数が決定されますので、通常の本のように連番がふられます

ページ数が表示されない仕様になっている場合もあります。
・カードブックフォーマットの場合
・書籍フォーマットで、画像サイズLやXLでページ下端に画像がかかる場合
・書籍フォーマットで、総扉/目次/奥付、等

紙本では、ご利用のPCと、印刷データを生成する弊社サーバマシンとのフォントの違い等によって、字切りやページングが変わってしまう事があります。
印刷データ作成後に見られる、紙本Previewは、実際の印刷データを縮小表示していますので、発注/販売前に必ずご確認ください。